双子の妊娠の注意点
妊娠・出産は、喜びと同時に不安や心配もありますね。双子の妊娠の場合、2人の赤ちゃんをおなかの中で育てていくわけですから、通常の単胎の出産と比較して、母体にかかる負担はより大きくなります。産婦人科での診察回数も多くなりますし、大事をとって早めに管理入院を行う病院もあります。
双子の妊娠の注意点として、まず気をつけたいのが「貧血」。妊婦は赤ちゃんに血液を送らなければならないので、鉄分が吸収され貧血になりやすいのですが、双子の妊娠では単胎に比べて約2倍の貧血発生頻度です。ほうれん草やシジミなど鉄分を多く含む食品をしっかり摂取し、不足する場合は鉄剤サプリで補いましょう。
高血圧、尿タンパク、むくみ(浮腫)のうちの1つ、もしくは2つ以上の症状がでる「妊娠中毒症」は、単胎に比べ6倍以上の発生頻度となっています。妊娠中毒症になると、子宮から胎盤への血流が阻害され、酸素や栄養が送りにくくなって、赤ちゃんの発育にも影響します。普段から塩分を控え、食事の量や栄養バランスに注意しましょう。
双子の妊娠では、子宮が伸びきって緊張性が高まることで早いうちから陣痛がおこり、早産になるケースも多くなります。安静と休養が必要なので、病院によっては早めに管理入院させるところもあります。早め早めの検診が重要です。また、双子妊娠では羊水量が増えやすく、羊水量が800ml以上になる「羊水過多症」もみられることがあります。破水の原因にもなるため注意が必要です。
他にも、お腹が張りやすかったり、おなかが早く大きくなったりします。異常を感じたらおおげさだと思わずに、早めに医師に相談してください。
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